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マンモグラフィは必要?☆私の体験談 

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ページ下の『治療の流れ』にも書いていますが
私は短期間で2度もマンモグラフィ検査をしています。

なのに2度とも
マンモでは乳がんが分からなかったのです。
チラリとも写っていない。

エコーで辛うじてその形が分かったのです。

この期間だけでなく
毎年『乳がん検診』で、マンモとエコーの検査はしていました。

私は癌家系でもないし
それまでも食生活にはずっと気を付けていたので
軽い「お守り」の気持ちで受けてきた検査でした。

でも結局、この検査は全くの無意味だったわけで
しこりを見つけたのもセルフチェック、
それが癌だと分かったのも 最終的には『針生検』の力でした。


そして、今思うこと。

マンモグラフィは本当に必要なのでしょうか?



以前の記事 で、入院中に知り合ったAさんのことを書きました。
彼女とは相変わらず 週に一回の「韓国語レッスン」で会っているのですが
レッスンなのかお喋りなのか(笑 
でも癌の情報交換をしたりして、私にとっては大事な時間なのです。

そのAさんが、
癌治療では著名な医師の「講演を聞きに行く」と、宮崎まで出かけたことがありました。

その時の医師が
「北斗晶さんは、マンモグラフィを受けていたから乳がんになった」
とはっきりと明言されたそうです。

それを聞いた時、私の中でくすぶっていたことが
霧が晴れるように形を成したというか…

そうだったのか!
と、すごく納得できたのです。

北斗さんとは共通のことが多く(女子プロのことではありません 笑)
それまで毎年検診してきたことも
癌家系ではなかったことも
何より健康だったことも
全て私と同じでした。

ただ私は小心者だったので
すぐに病院に行って早期で発見できたのですが…。




こんな事を書くと物議を醸しそうですが、、
病院は、結局のところ儲けたいのです。
何年にもわたる高額ながん治療は、病院にとってはどうですか?

一台1億円以上するマンモグラフィ装置の
元を取るには何回検査させないといけないでしょうか?

民間療法を教えてはくれないのに
なぜ癌になった医師は『民間療法で生還した』本を出すのでしょうか?

自分が罹患しないと
本気では考えないのが人間ですよね。
病院だって儲けがないことには運営できない。
健康な医師には、本当のことを知る必要もないし
本当のことを教える義務もないのです。


マンモグラフィは、
放射線被爆のリスクが胸部X線検査の1000倍もあり、
がんになるリスクが1%上昇します。
10年受け続けたとしたら10%上昇することになります。

誤診も多く、その割合は全体の6%にものぼります。

その6%の方には、全く不必要な検査や治療がされているのです。


アメリカ政府は、40代女性のマンモグラフィ検診は推奨しておらず、

カナダでは、乳癌の発症率と死亡率について25年間の追跡調査を行った結果
『40-59歳の女性に対する定期的なマンモグラフィー検診は、
身体診察による検診や普通に行われている乳癌治療による場合と比べて、
乳癌の死亡率を減少させることはなかった
また、進行期の乳癌と診断された484人中の106人 22%が過剰診断(偽陽性)だった』
と発表しています。

またスイスでは
『スイス医療委員会が「マンモグラフィー健診は乳がんによる全死亡率を低下させない」と結論付けて、
廃止勧告
と報告しました。


がんになる油 の記事でも書きましたが
またも日本は出遅れ感120%ですよね。
いえ、分かっていて発表しないだけなのでしょうか…

とはいえ、
年代・条件・癌の進行具合などによって有効なケースもあるのかもしれませんし
100%無駄だとは言えないかもしれません。

ただ、そのリスクを考えると
有効でない場合が圧倒的に多い、ということだ思います。

こうした事実を知り、
全てを病院任せにするのではなく
自分で選び、自分で考えることも
癌治療においては とても重要だと思うのです。


もし、乳がん検診なんか受けていなければ…

そう考えると切なくなってしまいますが
過ぎたことは仕方ありません…
なので、もっと色んなことを勉強して
今度こそ間違った選択をしないようにしよう、と思うのです。


因みに私もAさんも、今後マンモグラフィは受けない方針。
私もAさんも娘がいるのですが、
もちろん娘たちにも受けさせません。


乳がんの原因遺伝子として知られている
変異型BRCA1/2をもつ30歳未満の女性 100人に9人は、
40歳までに乳がんを発症すると言われている中、
30歳になる前に一度でもマンモグラフィ検診を受けていると、
100人中、14人が発症するほどの影響とのことです。

また、「癌が疑われる女性の乳房は、慎重に扱わないといけない」とされる中
両胸で計4回も、痛みを与えるほど乳房を強く圧迫するマンモは
まだ発見出来ないほど小さな乳癌細胞の周囲の毛細血管を断裂してしまい、
癌細胞を全体に広げることになりかねない、
と書いてある書籍もありました。


乳がんは、1㎝のしこりになるまで10年ぐらいかかります。
でも、1㎝から2㎝になるのは2年もかかりません。
発見した時すでに2㎝だった北斗さんは、
前回のマンモ検診で見過ごされていた、ということですよね。

では、マンモグラフィに代わる検査とは…

1. 自分で触診する(セルフチェック)
2. エコー
3. ビタミンDの血中レベルをモニターする
4. 閉経後の女性は鉄のレベルとモニターする


おかしいと思ったら、少なくとも二つの病院を受診する。

マンモグラフィは2年に1回にする、という方法もありますね。

私の場合、最初に行った総合病院は全くお話になりませんでした。
「ヒマだから出勤してみました」的な老齢の男性医師が
う~ん、とか ふ~~~ん、とか言いながら
結局
「まぁ 小さいので良性でしょうね~」(!?)
「切らないと良性かどうか分からないし、今は小さすぎるのでまた3か月後に来てください」
などと有り得ない診断を。

小さいから良性って!?
切らないと分からない、って!?
3ヶ月しこりを育てろってことか!?!?

全くもって『医者やめろ』なおじいさんでした。


この病院はその後、
手術も放射線も終わった頃 うちに電話してきて
「その後検査は受けられましたか?どうなりましたか?」
ですって。

もう全部終わっとる、っちゅーねん(笑

もうホント実名出したいくらいなのでヒントを。
『○○○協クリニック』
という病院です。
ここの逆武勇伝は数々ありますので、またそのうちにでも…


以上、今日はマンモグラフィについて熱く語ってみました。
皆さまもどうぞ、「自分で選択」することを大切にしてくださいね^^



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コメント 2

若菜

はじめまして。私もエコー検査の方が有効なのじゃないかと思う一人です。私もマンモには写らず、エコーでわかったからです。

私の場合は、乳がん検診は全く受けてなくて(8年位前にエコー検査したのが唯一です)、久しぶりにエコー検査をしてみたら見つかりました。その後、マンモグラフィーも撮られましたが、エコーでしか見えず仕舞でした。

マンモグラフィーはせめて2年に1回ぐらいにして欲しいのですが、術後の定期健診で病院に行く以上、1年に1回は撮られてしまうのかな…と思っています。気の弱い患者なので、マンモは撮りたくないと言えませんが、やっぱり嫌ですね。
by 若菜 (2016-03-21 17:02) 

菜子

☆若菜さん

若菜さんこんにちは^^
コメントくださりありがとうございます♪

若菜さんもエコーにしか写らなかったのですね…
私が知る中で、
マンモのおかげで早期発見できた、という方がいないのですが
若菜さんの周りではどうでしょう…

8年ぶりの検査で見つかったとのこと、
その時のショックはとっても分かります!
それにそう、定期検診で断るのも
すごく勇気がいることですよね…
私の場合は、先生始め看護師さんもすべて女性の病院なので
話しやすい、というのがあるのですが
大きな病院だったり男性医師だったりすると
なかなか言い出せなかったりすると思います。
次のマンモ検査は7月。
実は私も、上手く言えるか今からドキドキです、、σ(^_^;)

長~い治療&検査が続きますが
お互い頑張っていきましょうね^^
by 菜子 (2016-03-22 11:56) 

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